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発泡スチロール協会について

お知らせ

発泡スチロール(EPS)vs 段ボール のLCI比較結果を公開しました。

2023.12.25

発泡スチロール協会では、緩衝材選定の参考として頂けるよう、発泡スチロール(EPS)と段ボールの
LCI比較を実施しました。どのような場合でも段ボールが優れる訳ではありません。
今回比較した条件では、環境の優等生とされる段ボールと比較してもEPSが優れる結果となりました。
クリックしてご確認下さい。
* 2024.2.9 LCIグラフへの重量追記等、一部表現を見直しました。

LCI比較(2024.2.9).pdf


実施団体:発泡スチロール協会/分析実施: (株)産業情報研究センター (2023年12月)
 ・計算には、LCIデータベース IDEA Ver.3.3を使用。
 →IDEAで計算することで木材伐採及び古紙回収から段ボール緩衝材製造まで LCI計算結果に含まれる。
 (段ボールの古紙利用率は、中しん:古紙100%、ライナー:古紙70% K6ライナー相当と仮定)
 ・EPSについては、有効利用率(2022年実績)に基づき、マテリアルリサイクル51.8%分をPS代替、
  エネルギーリカバリー40.6%分を発電焼却による電力回収(発電効率14.2%で計算)、単純焼却3.2%、
  埋立4.5%とし、これに要する消費エネルギーを加え、得られる再生PSと回収電力分を控除することで
  EPSの有効利用率をLCIに反映させた。
  両者を比較するため、EPSのLCIも 同様にIDEA Ver.3.3を使用して計算した。
使用データベース
  LCIデータベース IDEA (Inventory Database for Environmental Analysis) Ver.3.3
  国立研究開発法人 産業技術総合研究所 安全科学研究部門 IDEAラボ
データ出典
 ・使用済EPSの有効利用率(2022年実績)発泡スチロール協会
 ・プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況( 2021年) 一社プラスチック循環利用協会
 ・参考 EPS製品の環境負荷(LCI)分析調査報告書 (2006年11月) 発泡スチロール再資源化協会