リサイクル
世界でリサイクル
発泡スチロールは輸出入される商品とともに世界中を流通し、消費国で包装材としての使命を終わります。使用済みとなった発泡スチロールを、自国の生産品ではないからといって放置しては環境問題が解決しません。そこで、1992年に日本、アメリカ、ドイツ、オーストリアの4ヵ国で「加盟国は輸入された発泡スチロール包装材を国産品と同様にリサイクルする」ことを趣旨とする「国際リサイクル協定」を締結。「REGARDLESS OF COUNTRY OF ORIGIN(生産国にかかわらず!)」が合言葉です。
国際リサイクル協定締結国(以下の国と地域のEPS協会は国際EPSリサイクル協定に署名しています)
アルゼンチン 、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、香港、ドイツ、インド、アイルランド、イタリア、日本、韓国、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、フィリピン、ポルトガル、シンガポール、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、台湾、タイ、ウルグアイ、イギリス、アメリカ合衆国
(INEPSA HP参照)
世界で統一した情報を共有する世界EPS同盟「INEPSA(イネプサ)」
米国、欧州、およびアジアの発泡スチロールのリサイクル団体は1998年11月、EPSに関する統一した情報提供活動を世界規模で展開するために「INEPSA」を結成しました。
アジアでは地域組織「AMEPS(エイメップス)」を設立
アジアでは、1995年に「AMEPS」(アジアEPS生産者機構)が設立され、定期的に総会を開いて情報交換などを行っています。
AMEPS加盟組織
組織名 | 国名 | ||
---|---|---|---|
1 | EPSRAI | India | インド |
2 | JEPSA | Japan | 日本 |
3 | KPRC | Korea | 韓国 |
4 | EPSA | Australia | オーストラリア |
5 | PPCP | Philippines | フィリピン |
6 | CTEPSRA | Chinese Taipei | チャイニーズ タイペイ |
7 | TPFRIA | Thailand | タイ |
8 | CPPIAEPS | China | 中国 |
9 | PNZI | New Zealand | ニュージーランド |
10 | INAEPSA | Indonesia | インドネシア |
11 | UASM | Ukraine | ウクライナ |
12 | APPP | Russia | ロシア |