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アイデア大賞2011〜ひらめき新アイデア
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【総評】節約アドバイザー・家事アドバイザー 矢野きくのさん
家庭の省エネ、家事の効率化を専門にテレビ、ラジオ、雑誌、講演などで活躍。クイズ番組の問題作成や便利グッズの企画にも携わる。時間とお金を効率よく使う「スマートライフ」を提唱。大手企業での暮らしのコラムや節約レシピの連載やブログも好評。近著に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)がある。
[受賞者]東京都 K.Y. 様
直径5cmほどの球体の発泡スチロールをすだれ状にヒモで連結。浴槽に浮かべる保温ぶたとして入浴しながらも使うことができます。「蓋(ふた)」と「ブタ」をもじり、ブタのキャラクターを発泡スチロールにペイント。いろいろな表情をした色とりどりのブタ蓋とすることで、小さな子どもでも楽しみながら入浴できます。入浴時以外はヒモを引いて干すことができます。
● 入浴中でもお湯の温度低下を防ぐことができる
● スダレ状に連結することで、使用しない時に引き上げて干すことが出来る

[受賞者]栃木県 O.M.様
ペットのための小さいコタツやホットカーペットなどが売られていますが、どれも電気を使いますし猫がコードで遊んでしまいます。猫用のハウスは、プラスチックやフカフカした布のようなもので作られているのがありますが、保温性の高い発泡スチロールでつくれば自らの体温で十分暖かいハウスとなります。しかも、軽くて移動しやすく家型やネコ型などいろいろな形がつくれます。
● 保温性が高いので電気を使わずに自らの体温で十分暖かくなる
● 軽くて移動しやすく、いろいろな形への加工が容易
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[受賞者]宮城県 I.M. 様
3月11日の東日本大震災時、水道が止まり、トイレが使用できなくなった際に発泡スチロール容器のふたを見て思いついたアイデア。バケツにビニール袋を入れ、便座のカタチの発泡スチロールをバケツの上に置くだけで非常用のトイレとなり、寒い冬に電気を使わなくても発泡スチロールの保温、断熱性により座った時に冷たくありません。
● バケツの上に置くだけで、非常用のトイレとなる
● 寒い冬でも座った時に冷たくないので子供でも嫌がることなく用をたせる
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[受賞者]北海道 A.T.様
冬の北海道では、暖房に多くの燃料が使われます。住宅の窓のほとんどが二重窓になっていますが、冬の寒い日は、窓の辺りから冷気が部屋に入り込みます。そこで、発泡スチロールを二重窓の窓と窓の隙間に入れ断熱効果を高めることで冷気が部屋に入り込むのを防ぎ、安定した室温が保たれ省エネにつながります。
● 寒冷地に多く用いられる二重窓の隙間を利用して、発泡スチロールを断熱材として活用
● 採光を考慮して、下から50cmくらいまでを発泡スチロールで埋める
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[受賞者]岡山県 F.H.様
● 凹凸を組み合わせるだけで簡単に組み立て分解ができる
● 冬は保温に、夏は冷房の冷えすぎ防止にとオールシーズン活用できる