キャンペーン
アイデア大賞2011〜私の省エネ活用法
【総評】節約アドバイザー・家事アドバイザー 矢野きくのさん
どれも省エネにつながるものばかりでとても感心致しました。発泡スチロールの持つ特性を十分理解して生活の中に取り入れている方がこれほど多い事にも驚かされました。それだけ多くのご家庭で発泡スチロールが根付いているということですね。さらに皆さんの省エネに対する意識の高さにも頭が下がる思いでした。
[受賞者]福島県 S.S.様
15年前よりミドリガメの人口孵化(ふか)に挑戦してきましたが、通常家庭で行う孵化方法で挑戦しても一度も成功したことがなく、高額な孵化器を購入しようとまで思っていました。そんな中、保温性に優れた発泡スチロールを使い孵化器を自作。室温が一定の部屋に置き発泡スチロール製孵化器内の温度、湿度を一定に保つように調整して待つこと2~3ヶ月。はじめから孵化率80%を達成しました。
● 発泡スチロール容器を利用して安価で簡単にふか器がつくれる
● 発泡スチロールの保温性により、箱内の温度・湿度をムラなく均一に維持することができる
[受賞者]東京都 T.N.様
昔、暑い夏は障子戸から簾戸(すど)に取替え庭からの風や光をさわやかに取り入れるといった風情ある建具が使われていました。この障子戸の代用として、より断熱効果の高い発泡スチロールの板を木枠に組み込み夏は涼しく、冬は暖かく室内を保つことで、省エネに貢献します。さらに、発泡スチロールの板に小さな穴を開けたピンホールアートを施すことでインテリアとしても楽しめます。
● 障子戸に代わり断熱効果の高い建具として使用
● 小さな穴を開けるだけでピンホールアートを楽しむ
[受賞者]福岡県 E.K.様
発泡スチロールの高い保温性を利用し自家製露天風呂を楽しんでいます。暖かい季節には、少し熱湯を補充すれば毎日入ることができます。地球温暖化問題の拡大などもあり、大手住宅設備メーカでも浴槽や浴室の保温断熱材に発泡スチロールを使用していると聞き、発泡スチロール素材は浴槽の保温断熱に最適だと実感しています。
● 保温性が高いので毎日熱湯を補充するだけで入ることができる
● 加工が容易なため、雰囲気のある造形が可能
[受賞者]千葉県 I.I.様
夏の寝苦しい夜、枕の上にソフトタイプの保冷剤を乗せて使用していましたが、タオルで包んでも朝になると枕や布団を結露で濡らしてしまったり、寝ている間に保冷材がずれてしまうことがありました。そこで、発泡スチロール容器の蓋を架台にして保冷剤を乗せ、タオルで包んで使用。発泡スチロールが断熱材となり、保冷効果が持続すると同時に結露で枕や布団が濡れるのを防いでくれます。
● 保冷効果が持続するので朝までゆっくり寝ることが出来る
● 枕と保冷剤の間に発泡スチロールを敷くだけで結露を防ぐことができる
[受賞者]大阪府 N.K.様
パンやピザの生地を手作りする時、秋・冬の気温が下がる時期は発酵に時間がかかってしまいます。電子レンジには、発酵させる機能がありますが、数十分もかかるため電気代がかかるばかりか、その間は他の料理にも使うことが出来ません。発泡スチロールは保温性が高いためパン生地とお湯を入れたコップを一緒に入れるだけで適度な温度を保つパン生地の発酵容器となります。
● 発泡スチロール容器にパン生地とお湯を入れたコップを入れるだけで発酵させることができる
● 電気を一切使わずパン生地を発酵させることができる