EPS屋上断熱防水 (断熱露出防水工法)
スラブ直上に断熱材を貼り,その上に防水層を設ける防水工法です。防水層が露出しているので露出防水 と呼ばれています。透湿性のないシート状の防水層が断熱材に直貼りされるため,脱気搭を設け,適切な 脱気を行わないと内部の水分が膨張し,防水層の膨れ,剥がれの原因となります。なお,EPSを使用する 場合は厚さが50㎜以下と制限があります。また,防水層の接着にバーナーを使用する(アスファルト系の トーチ工法)場合には,断熱材はウレタンボードが使用されます。
EPS勾配カット品
床スラブだけでは補えない水勾配を確保するため,EPSを3次元加工したEPSカット品(成形品)です。