EPS断熱建材 総合サイト

主な用途

まだ一般的な断熱方法ではありませんが,小屋裏床の面内剛性を向上させる目的や,小屋裏空間の有効利用,天井梁を意匠的に見せたい場合など,手間はかかりますが検討できる断熱方法です。天井の胴差や梁の天端を揃え,その上に合板を直貼りして簡単な床を造り(床合板を建物四周の胴差に留められるので,小屋組みの面内剛性が大幅に向上します。設けた床の上にポリエチレンフィルム0.2㎜(防湿層)を貼り,その上にEPS断熱材を敷きこんで施工します。その際,EPSボード相互の継手は,EPSの長期収縮を考慮して,継手をずらした2層敷きか,合いじゃくり品を使用してください。小屋束に当たる箇所は,面材・断熱材とも欠き込む必要がありますが,規則的な配置の場合,専用の成形品・EPSカット品もある?EPSは十分な圧縮強度があるため,施工後のEPS断熱材の上に木スノコ等を敷き詰めると,収納スペース等で転用できる十分な小屋裏空間を確保できます。